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なんでも相談室

2012年スマイル夏号
記事の内容、執筆者の所属等は発行当時のままです。

先日、排液がにごり、下腹部が痛み病院を受診したところ、腹膜炎の診断でした。4年目で初めての経験だったのですが、腹膜炎になりやすい状況とはどのような状態の時でしょうか?

(60代 男性 PD歴4年)

腹膜透析関連の腹膜炎は、病原体の侵入経路として主に接続チューブの先端、カテーテル出口部、腸管からの移行の3つがあります。1つ目の接続チューブの先端からの感染は、ひとえに透析液を接続する時に注意するしかありません。心配な方はくり~んフラッシュを使って接続することもできますので主治医と相談してください。2つ目のカテーテル出口部からの感染はたいていの場合、まず出口部に感染を起こし、そこからカテーテルトンネル感染、そして腹膜炎となっていきます。よって出口部感染を起こしたら放っておかずに早めに治療をしなければなりません。3つ目の腸管からの移行は原因がはっきりしない場合もありますが、便秘が関係することもあります。いずれも抵抗力が落ちた時には起こしやすいため、日頃の健康管理にも注意していきましょう。

回答者
独立行政法人 国立病院機構 京都医療センター 腎臓内科 診療科長 八幡 兼成 先生

独立行政法人
国立病院機構 京都医療センター

腎臓内科 診療科長 八幡 兼成 先生

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