1. 腹膜透析(PD)情報サイト トップ
  2. 快適な腹膜透析(PD)ライフのための情報誌「スマイル」
  3. なんでも相談室
  4. 2012年
  5. 腹膜が働く年数は…

なんでも相談室

2012年スマイル夏号
記事の内容、執筆者の所属等は発行当時のままです。

腹膜が働く年数は人によって差があると聞いていますが、腹膜透析から血液透析に移行する時の症状や留意点を教えてください。

(70代 男性 PD歴5年)

腹膜透析を続けていると徐々に腹膜が劣化してきます。これがひどくなると被嚢性腹膜硬化症といって腹膜が癒着(ひっつくこと)を起こし、腸閉塞になることもあります。ご質問にもあるように個人差はありますが、透析歴5年を過ぎますと被嚢性腹膜硬化症の頻度が増えてきます。劣化の程度を評価するのは難しいのですが、腹膜機能検査(PET)が参考になります。PETのカテゴリーがhighになってくると劣化が進んでいる可能性があります。そのためhighが続くと主治医から血液透析への移行を勧められる場合もあります。被嚢性腹膜硬化症は自覚症状が出てからでは遅いので、概ね半年ごとにPETを受けてその結果を元に今後の方針を主治医とよく相談してください。

回答者
独立行政法人 国立病院機構 京都医療センター 腎臓内科 診療科長 八幡 兼成 先生

独立行政法人
国立病院機構 京都医療センター

腎臓内科 診療科長 八幡 兼成 先生

ページトップ